寒い冬から、暖かい春になると、さまざまな生き物が活動し始めますね。衣類を食べる害虫もその例外ではありません。
もし衣類の防虫対策を強化するなら春になる前の1月・2月・3月がポイントです。
一般的に衣類の防虫対策と言えば、クロゼットの中に防虫剤を入れて対策が基本だと思いますが、果たしてその方法は正しいのでしょうか?
特に何も考えずに防虫剤だけを入れているのであれば、今すぐに改善が必要です。
衣類の虫食いを防ごうと防虫剤を買いに薬局やホームセンターなどに足を運ぶと様々な防虫剤が販売されています。
中には1年間有効と言うものもあれば6ヶ月有効なんてものも。当然効果が長いものを選びたくなるが、一体何が違うのでしょうか?
それでは、大切な衣類を守る為、今やってる防虫対策が正しいか確認してみましょう。
【意外と知らない盲点!冬でも虫食いが起きてしまう??】
室内は暖房などの関係で、衣類を食べる虫は冬でも活動している場合があります。暖かくなる春以降は最大限の警戒が必要ですが、基本的に年中、防虫対策をしておくことが大切です。
衣類を食べる害虫は、どんな服をねらって食べるのでしょうか?
まずウールやシルクなどの動物繊維が大好物。そして憎たらしい事に高級であればあるほど美味しいようで、高級カシミヤなどはあっという間に被害にあってしまいますので、これらは要注意です。
知ってますか?
ポリエステルも食べられちゃうって…
「この服は綿素材だから神経質にならなくても大丈夫、この素材はポリエステルだから大丈夫!」なんて考えてる人も多いようですが、実はポリエステルも食べられちゃうことがあります。
その理由は衣類に付着している汗やシミです。衣類にシミが付いたまま放置していると、虫たちにとっては好物でない素材であっても、シミと言ったスパイスが加わることで美味しく食べてしまうようです。だから、基本的には全ての服が被害にあう可能性があると言う事です。
防虫剤を入れているから大丈夫は大きな間違い!
殆どの人が自宅のクローゼットには市販の防虫剤を入れていると思いますが、実際にはその効果に疑問を感じている人も多いようです。虫食いを見つけたら「この防虫剤は効果ない」と言った所でしょうか。
それは防虫剤に効果がないのではなく、使い方が正しくないのが理由です。ただ入れるのではなく、正しく使う!この意識が大切な衣類を虫食いから守る大きなカギとなります。