寒い冬は洗濯物の乾きが悪くて嫌なもんですね。冬は空気が乾燥しているはずなのに、乾きが悪いってのは何だか納得がいきません。では、なぜ冬は洗濯物の乾きが悪いのか?
そして少しでも早く乾かす方法を見てみましょう。
空気が乾燥しているはずの冬場なのに洗濯物がなかなか乾かないのは、気温が低いのが理由。
気温が低くなると空気中に保持できる水分量が少なくなり、気温の低い季節は水が気体でいられる総量が少なくなってしまう為、洗濯物の水分が蒸発せず、洗濯物が乾かないといった図式になってしまうと言われています。
なかなか洗濯物が乾かない冬に、できるだけ早く乾かす方法には以下の方法がおすすめです。もちろん乾燥機を使用したり、コインランドリー、また浴室乾燥機を使用したら即解決ですが、毎日その手段を使用していたら経済的にも大変になります。だから出来るだけお金をかけずに早く乾かす方法を考えてみましょう。
1.空気の流れを作る
2.干す時は間隔をあける
3.お風呂の残り湯で洗う
4.脱水は2回する
5.夜に洗濯する
洗濯物を早く乾かすのに最も大切な事は空気の流れを作り干すことです。もちろん、重ねない、ギューギューにしないというのは前提条件。そのためには普段からの小まめな洗濯も早く乾かすのに大事なことです。
そして、干し方の中でも「アーチ干し」と呼ばれる両端に丈の長い衣類、そして真ん中に丈の短い衣類を置く干し方は比較的早く乾きやすいといわれていますので実践してみては如何でしょうか。
この干す間隔をあけると言うのは、上の「空気の流れを作る」と同じですが、ここが出来ていない方が多いので、あえて分けてみました。一度に洗濯する量が多いとどうしても間隔をあけるのは難しくなります。小まめな洗濯、また干す場所を見直すなど改善しましょう。
このお風呂の残り湯を使う言うのは意外に感じるかもしれませんが、冬の洗濯にはおすすめです。冬は洗濯物を触るのが冷たくて嫌って方も多いと思いますが、これで解決になります。
またお風呂の残り湯の場合は、水温より高いので洗浄力がアップします。特に冬場が皮脂汚れが付きやすいので効果的。
少しでも衣類から水分を取り除くのに脱水時間を長くするのは効果的です。1度だけでなく2度するとより良いでしょう。しかし、脱水をしっかりするとシワになりやすいので、ここは注意するポイントです。
普通は太陽の日差しある昼間の洗濯が一般的ですが、日照時間の短い冬は夜の洗濯がおすすめです。その理由はお風呂の残り湯で洗い、寝ているときに寝室で仮干しをする。ここで加湿効果もあります。そして朝になってから本干し(2度干し)をする。この時に間隔をあけ、空気の流れを作って干すと完璧でしょう。